九十九、強行軍(8)

 俺はしばらく熟睡できたと思う。辺りは依然として闇だ。暗いのは変わらないが、夜明けが近付いていることが感覚で分かる。まだもう一眠りできそうだ。再び熟睡に入ろうとしたところで、朦朧としながらも異変を察知する。隊長の呼吸が若 …

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