湘江のリゾート

 長沙の街の真ん中を、大きな川が縦断しています。湘江。長江の支流の一つです。  街の東西を結ぶ橋の真ん中あたりには中州があり、橋から降りられるようになっていました。私が行った時は夏で、たくさんのビーチパラソルが立ち、浮き …

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水のない河

 三国志好きの方なら「潼関の戦い」というフレーズにお聞き覚えがあるのではないでしょうか。馬超や韓遂たちが曹操軍と戦ったというあれです。その潼関も、たまたま通りかかりました(またしても)。  当時勤めていた会社の取引先へ車 …

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一宿一飯の恩

 黄山という景勝地を車で訪れる途中で、馬鞍山、という場所を通りかかったことがあります。夷陵の戦いで敗走中の劉備が陣取ったあの馬鞍山? と一瞬思いましたが、私が通りかかったのは合肥の近くの馬鞍山でして、長江のはるか上流の夷 …

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地図の話

 どこかを通りかかり地図で確認する、という動作がこれまで多かったですね。そんなにいつも地図を持ち歩いているのか、と思われそうですが、実際、中国ではいつも地図を持ち歩いていました。  初めての街に着くと、まず当地の「交通地 …

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報仇雪恨

 重慶での地図の買い方は失敗だったと思っています。中国人相手の交渉で、向こうの主張を引っ込めざるを得ないところまで追い詰めて目先の勝ちを取るのはいい方法ではないですよね。面子を大切にする人たちですから。  報仇雪恨(仇に …

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金代の城壁

 北京は古くから続く都市なので、いろんな時代の城壁が残っています。一番新しい清代の城壁は一部を残して撤去されており、他の時代の城壁も風化して、土の塊のような状態になっています。私は清、遼、金の三つの時代の城壁跡を見たこと …

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故宮一望、景山公園

 北京2泊3日ツアーだと、初日はたぶん故宮博物院観光、そのあと王府井でショッピング、夕食は全衆徳で北京ダック、といったところでしょうか。ショッピングにあまり関心のない方には、王府井を短めに切り上げて、王府井の北の終点から …

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北京の冬

 北京の人が「上海は寒い!」と言っているのを何度か聞いたことがあります。上海のほうが南方ではるかに暖かいのですが、なまじ暖かいために暖房が完備されておらず寒いのだそうです。  北京はセントラルヒーティングで、建物の中はポ …

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天安門広場

 北京留学中はよく天安門広場に散歩に行きました。学校から7キロほどの距離ですが、3元(日本円で50円程度)の地下鉄代をケチっていつも歩いて行っていました。  広場に行って何をするともなく、ボケーッと天安門に飾ってある毛沢 …

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清代の城壁

 北京の城壁は交通の便をよくするためという理由でほとんど取り壊されているのですが、鉄道の北京駅の近くに、一部保存されている場所があります。  北京城東南角楼といって、かつての城壁の東南の角を守るための、城壁から少し出っ張 …

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冬の散歩

 北京滞在中、一番気温が低かった日は日中の「最高気温」がマイナス11度だったのですが、そんな日だとも気付かず東京を歩くのと変わらないようなジーンズ、セーター、ダウンコートで出かけ、特に寒さも感じませんでした。  その日は …

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歴史の長さゆえの。

 故宮博物院は清の宮殿だった建物が公開されているもので、中にはさまざまな文物が展示されています。大体はガラスケースに入っていたりロープで仕切られていたりするのですが、一つの建物の入口近くに、なんの囲いもない大きな虎の石像 …

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大秦景教流行中国碑

 西安へは出張で行きました。最終日は帰国するだけの日で、飛行機が午後の便だったので、午前中は西安市内をぶらぶらと散策しました。  「碑林」という場所のことは知らなくて、地図に載っているので何だろうと思い寄ってみました。何 …

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まいにち中華料理

 中国で最も安価に食べられるのは当然ながら中華料理なので、留学中は毎日中華でした。和食が恋しくなったことは一度もありません。中華にもお米はあるし、北京料理の味付けは醤油ベースだったので、主観的には和食を食べているのと大差 …

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冬の風物詩

 冬になると、胡同(フートン)と呼ばれる古い住宅街では暖房用の練炭を満載した手押し車をよく見ました。街角ではドラム缶に石を入れて焼く「烤白薯(カオバイシュー。白い焼き芋)」が売られるようになります。学校の寮の目の前の大通 …

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